JCCのビジョン及び使命
JCC成立の背景
日本華人クリスチャンセンター(略してJCC)は、2012年11月に東京において設立された。
その前身は「日本華人伝道会準備委員会」であり、構成員は主に「2013年東京華人伝道会」を主催した各華人教会のクリスチャン奉仕者である。
JCCは日本にあるいかなる華人教会にも属さず、その権限も日本の各華人教会を超越していない。
JCCは、各華人教会のクリスチャンが自らの教会活動以外で、自ら志願して各種信仰活動を行う自発的な組織である。
現在のところ、在日華人の総数は在日外国人の中で1位となっているものの、教会に通うクリスチャンは在日華人の0.3%しかいない。日本の現実的な過酷さに際し、宣教活動及び華人に対する救済活動は一刻の猶予も許さない状況である。
2013年東京華人伝道会主催時は241人あまりの決心者が誕生し、各地の華人教会に新たな生命をもたらし、救済活動の効果は覿面であった。それと同時に、各地の華人教会から集まった150名あまりのクリスチャンが自ら志願し、JCCの今後の発展、運営、教会間の連携に関する基礎を固めた。
JCCの設立は、各地の日本華人教会の相互連携をもたらし、将来の日本華人教会の発展、教会の合一、クリスチャンの増加に対して、歴史的な推進を促すだろう。
JCCのビジョンと使命
1、教会開拓センター
現在、在日華人はおよそ80-100万人であり、その内東京には約20万人いる。一方、中国におけるクリスチャンの比率は約8-10%であり、8%で試算すれば、東京は20万人の内16,000人がクリスチャンとなるべきである。しかし、現在東京にある華人教会は約21拠点であり(全日本で約40拠点)、1拠点につき100人のクリスチャンが所属する場合、16,000人に対して160拠点が必要であり、現状ではかなり不足している。99.7%の在日華人はまだ教会の外にいる。その為にも教会の開拓が必要である。JCCは教会開拓のサポートセンターの役割を担う(トレーニングや資料の提供やサポート)。
2、バイブルセンター
在日華人の中には有能な人材が数多くあり、献身的な方も多くいる。2013年東京華人伝道会において100人が献上した。彼らにはトレーニングが必要であり、特にバイブルに関する訓練が必要である。バイブルトレーニングを通して、教会開拓や宣教活動の同労者となる。そのためにJCCはバイブルトレーニングセンターの役割を担う。
3、宣教センター
在日華人の内、宣教活動に従事している同労者は数少ないが、可能性は非常に大きい。なぜなら、在日華人は既に国家や文化を超えた生活を経験しており、外国語にも堪能である。且つ世界各地へ留学あるいは赴任する可能性も高い。日本の経済力の高さも在日華人の宣教従事の可能性を高めている。
活動内容
1、月1回の合同祈祷会。祈祷の内容は多岐にわたり、神の御国の為に、在日華人教会と教会の合一為に、生きとし生ける命の為に、日本の為に、各クリスチャンの為に等各種問題について祈祷を行う。今後の発展状況によって随時新たな活動を追加する。
2、短期トレーニンイング開催。クリスチャンの中から、アフリカ等の華人教会或いは中国の教会に赴任して宣教活動を行う人材を育成する。
3、バイブルトレーニング。クリスチャンの中から、日本及び世界各地で華人教会開拓或いは家庭集会を行う人材を育成する。
4、毎年日本で開催する伝道会、教会の合一を促し、日本に福音を伝える。